『いかにして問題をとくか 実践活用編』
朝晩の通勤で読み終えた。知ってると得する的な内容が書かれているんだけど、真面目にわかりやすく懇切丁寧に記されているあたりがすごく好感が持てる。
いかにして問題をとくか・実践活用編を読んだ。
主に通勤時に読んでた。知ってると得する的な内容が書かれているんだけど、真面目にわかりやすく懇切丁寧に記されているあたりがすごく好感が持てる。
読むために必要な知識は中学数学くらいだと思う。この著者の書籍は色々と読んでいたが、どれもこれも丁寧でわかりやすいのでおすすめできる。『新体系 (中学|高校)数学の教科書』シリーズも良かった。ノートとペン、そしてこのブルーバックスを 1 冊持ってゴロゴロしながら読んだり、問題を解いたりしていると 6,7 時間はあっという間に潰せる。
こういう優れた本に出会うたびに思うのが、読み手のことを考えた文章を組み立てること、ペルソナを置くことの難しさだ。プロの書き手は一言一句が織りなす文章を見て、そのバランスや影響度合いを図りながら文章を連ねていき、最終的に一つの作品にしている。文体、とでも言うのだろうか。
この本を読んだ経緯として、自分はコンピュータ・サイエンスに対しての知識が弱いという思いが常々あった。ロジカルに、スマートに、目の前の問題を一般化して解決していく。その工程をスムースにこなすために身につけるべきものを少しでも身につけておきたかった。もちろんこの本1冊読んだだけで出来るわけもなく、また新たな選択を迫られるわけだが、その際の選択精度を多少でも上げることが出来たなら、読破するのに費やした時間は無駄ではないだろう。
先日、信頼するエンジニア(僕みたいな似非エンジニアとは異なる本物のエンジニア)の友人に勧められ、今日から通称『アリ本』こと、『プログラミングコンテストチャレンジブック』を買って読み始めた。
プログラミングコンテストチャレンジブック [第 2 版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~
まだ全然読んでないので大筋すら掴めてない。が!この本を通して読み切ったらなんか一皮剥けそう感は文体や他のレビューから感じられるので、諦めずに読み切りたい。
コードが全て c++で書かれてる。ちょっとしんどそうなので、なんとなく Ruby または Go で書こうと思っている。Ruby、5 年くらい前はすごく好きだったのに全然書いてなくて忘れてるのでそろそろ思い出したいっていうのもある。Go は現職になってから全く書かなくなったので、書いておかないとなーって感じ。
コンテストに出ようとか全く思ってない(身の程をわきまえてる)。ただ自分の知識を深めたい、それを活用して可処分時間を増やしていきたい。