Kinesis AdvantageとErgodox Ezとの比較
友人の家に遊びに行ったら何やら黒い塊が転がっていた。買ったはいいけど全く使ってないとのことだったので借りてきた。欲しかったら値段提示してくれれば売ってやるって言われたので1ヶ月くらい使ってみて考えようと思ってたんだけど、今日2,3時間タイピングしてたら想像以上に使いやすかったので…
友人の家に遊びに行ったら何やら黒い塊が転がっていた。買ったはいいけど全く使ってないとのことだったので借りてきた。欲しかったら値段提示してくれれば売ってやるって言われたので 1 ヶ月くらい使ってみて考えようと思ってたんだけど、今日 2,3 時間タイピングしてたら想像以上に使いやすかったのでおそらく買う。
会社では Ergodox EZ を使っている。実は、本当は Kinesis が欲しかったんだけど、あまりにも高価だったため Ergodox Ez を買ったというのも判断材料だった。それがふとしたタイミングで信用できる人から安価で譲り受ける事ができそうなので嬉しい。
Ergodox EZ と比べて
まだ 3,4 時間くらいしか触ってないけど、現時点での感想。まずは良い点。
keyremap が簡単
ergodox はファームウェアの焼き直しが必要なため、ビルドしたバイナリをteensy loaderを使って焼く必要がある。kinesis はキーボード単体でサポートしているためボタン押してポチポチするだけで終わって良い。
ファンクションキーがある
Ergodox では Mac の fn キーをサポートしてないため、それを実現しようとするとKarabiner 使って頑張る必要がある(自分はめんどくさくてやってない)。kinesis だとゴムスイッチではあるが用意されているのでそれをそのまま使える。IDE 使ってるとき割りと嬉しかったりすると思う。
Ergodox では届きにくかったキーが余裕で届く
ご覧の通り、くぼんでいるため全てのキーに対して手が届きやすくなっている。特に下段。またキートップを少し高めの物に変えたりするハックもできそうなので、少し遠いと思ったら変更することで変化を体感できそう。
悪い点は下記の通り
少しスイッチが重い(かも)
Ergodox は gateron の赤軸を選択して使っている。もともと使っていた HHKB Pro と同じ荷重にしたんだけど、もっと軽くても良かったかなとすら思ってる(いまは慣れたが)。お借りしている Kinesis のキートップを外して調べたところ Cherry の茶軸だった。ただタイピングしていると特に問題なさそう。まだ 2,3 時間しか連続で使っていないからかもしれない。
もし今後自分が追加で購入するのであれば Cherry 赤軸を選んでもいいかも。
H や G の内側にキーが無い
Ergodox ではけっこうこれに助けられている場面が多かったんだと思った。これがキー自体のサイズも大きいので押しやすくて助かってた。
Ergodox と並行して使えるかはわからない(課題)
Ergodox となるべく同じようなキーマップにしていきたいんだけど少し難しそう。 Ergodox のキーと比べるとその悩みが理解頂けるのかも知れない。下段のキー数が Ergodox5 つに対して、Kinesis は 4 つなので、下段の最も内側のキーに ⌘ キーを当てづらいのも痛いところだ。このへんをいかにいい感じに仕上げることが出来るか。 keyremap 職人の朝は早い。
nabetama/qmk_firmware
_qmk_firmware - keyboard controller firmware for Atmel AVR USB family_github.com
今後
会社では Ergodox Ez, 自宅は Kinesis という環境になったので上記で課題としても上げている keymap の見直しはやっていきたい。今まで自宅で使っていた HHKB Professional 無刻印 墨は売れたら助かるのでとりあえずヤフオクにでも出してみる。箱あったかな。
これオークション出そうかな pic.twitter.com/VzI1VGERY9
— nabetama (@nabetama)
August 5, 2017
※所要時間 7 秒