Iris Keyboard を作った
初めて自作キーボードを作ったのでその記録
会社ではKinesis Advantage, 自宅ではErgodox EZを使っていた。特に不満はなかったんだけど、もう少し小さいのが良いなーと思っていたところにIrisというキーボードがあることを知った。 僕が新しいキーボードに求めていたのは概ね以下の通りだったのですべてを満たすものだ。
- セパレートキーボードである
- エルゴノミクスデザイン(なんとなく)
- そこまでレイヤーを駆使しなくても良い程度にはキー数がある
- QMK Firmware にキーマップがある
ビルドログはWeb上にいくらでも転がっているので割愛。特にASCIIの記事は本当に素晴らしくて、あの記事だけ参照すればIrisは作れる。 写真の上は自宅、下は会社で使っている。キーキャップはErgodoxのときに購入したものが自宅にあったので適当につけたが割と気に入っている。 たいていのパーツはkeeb.ioで揃ったが以下については別途購入した。 キースイッチ どうしてもCherry MX のピンク軸がよかったのでAliexpressで購入した。Cherry MX は色んな所で売ってるがピンクは全くと言っていいほど見かけない。
Pro Microのピンヘッダ
keeb.ioで購入したPro Microのピンヘッダのうち1つが1ピン欠けていたので秋月電子で14ピンのものを購入してカットして装着した。実はこれ最初からそうしておくべきだったのではないかと思っていて、秋月電子のもののほうが、keeb.ioのそれより出来が良いように思える。
ゴム足
前述の記事でも紹介されていた3MのやつをAmazonで購入した。これ絶対あったほうがいい。吸着力は必要十分だし、ホコリがついてちょっと滑るようになったら指でさっと拭ってやれば回復する。機能的になんの文句もない最高の製品だと思った。開発者さま、本当にありがとうございます。
良いか?
けっこう良い。Kinesisは良いのだけど大きすぎる。左手と右手の間に飲み物とかお弁当とか置けない。加えて、いまの勤務先はフリーアドレスという、いい年こいた大人たちが行うイス取りゲームが採用されているため、出勤したら作業環境をまいどまいど物理的にセットアップしなくてはならない。Kinesisは取り回しが効きにくいのでこれは助かっている。 Ergodoxよりもキー数が減ったがほとんど苦労してない。むしろ頑張って手を動かさずにタイピングができることによるメリットの方が嬉しい。 2つ買ったし自宅と会社ともにメインで使っているので、HHKB ProとかErgodox EZとかは売ってしまった。Kinesisは本当に気に入ってたので売りたくないんだけどデカすぎるのでどうしようかなといまは悩んでる。たぶん売ると思うけど。
ネクストアクション
リストレストはAmazonで安いやつを適当に買って使っているがしっくりきてない。あまりにしっくりこなかったので自宅ではIKEAで買ったコルク製のコースターを裏返しにして使っているが、こっちのほうがいいんじゃないかってレベル。少なくとも肌触りに関しては明らかに良い。Ergodox EZの付属品のようなタイプが欲しいので家に転がってる2x4あたりをカットしてコルクマットを接着したりしてみようかなと思っている。 Cherry MXピンク軸、一切不満ないのだけどKailhスイッチも試してみたいのでもう一つ購入してみようと思っている。