日記

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新しい挑戦

いまの組織で働き始めてもうすぐ 5 年になるので、そろそろ新しい環境で働いてみるのが良いと思っている。 転職ではなく、今までの経験・知識が役に立たないような環境での挑戦が社内で出来れば良いと思っている。所謂、「コンフォートゾーンを出る」というやつだ。

新たなアプリケーションの学習コスト

新たな環境に身を置くことになれば、当然新たなシステム・アプリケーションを理解する必要がある。 開発環境についてはほぼ変わらないし、採用している技術も大きくは変わらない。これは会社の方針によるものが大きい。 好きな技術を好きなように採用するハードルはかなり高い一方で、社内標準な技術を習得すれば社内価値が一定以上となるのは良い点だと思う。 当然、ここには賛否両論あると思う。 なおサービス内部で独自の管理機能を持っている場合というのは往々にしてあるので、そこの設計・実装を理解するためのコストは発生する。

既存アプリケーションに対する理解のアプローチ

だいたい以下のような割合でエネルギーを注いでる気がする。

  • おおまかな設計の理解: 20%
  • 既存実装の理解: 70%
  • デバッグ等による破壊&再生: 20%

このうち最も支配的な既存実装の理解について、可能な限りこれにかける時間は減らしたいが自分に能力がないため、時間をかけて理解せざるを得ないというの が実態だ。ハイパーなエンジニアであれば既存実装の理解をさくっと済ませ、すぐに価値を産むコードを書くことが出来るだろう。悔しいが自分はそうではない。 また自分の書いたコードが他者の学習時間を産んでいる(おそらくは余計に)と考えると、なんとも言えない気持ちになる。