DaVinci Resolve を使っている
iMovie から DaVinci Resolve に乗り換えた理由や使い方
DaVinci Resolve とは
プロ向けのビデオ編集ソフト。有償版と無償版があるが無償版でもかなりの機能が使える。
なぜ DaVinci Resolve を使っているのか
家族向けのビデオ作成のためだ。今までは iMovie を使っていたがどうしても看過できない不満があった。それを解消するために DaVinci Resolve に乗り換えた。 不満とは最初に追加するクリップの解像度または fps によって、そのビデオ全体の解像度と fps が決まり、それが後から変更できないことだ。 この仕様は Apple の Support に記載されている。
DaVinci Resolve はプロ向けのビデオ編集ソフトであることもあってか、このような制約はない。 またiMovie には無いさまざまな機能を使ってビデオ作成を楽しむことができる。 最初にソフトを起動したときはその機能の多さに圧倒されたが、当然それらの機能すべてを使う必要はない。 実際に使い始めてしまえば、全く難しくないことがわかった。 もちろん凝った編集をするのであれば、それなりに学習が必要だろうが、家族向けのビデオ作成であれば慣れてる人ならすぐに使いこなせるだろう。 一度 DaVinci Resolveで動画を作ってしまうと、もうiMovie には戻れないと思う。
個人的な使い方
現在、自分は以下のようなプロセスで動画を作っている。プロジェクト作成やメディアのインポートは省略。
- 「カット」や「エディット」で使いたいビデオクリップや写真を並べる
- 編集
- トランジション、タイトル、ビデオエフェクト等を追加する
- ビデオクリップの長さを調整したりカットしてつないだりする
- BGM を追加する
- 音量を調整したり、クリップにノイズリダクションをかける
- レンダリング
特にノイズリダクションが大変便利で「自動」で処理を実行しても割といい感じにノイズが除去される。 子供を撮るのは外が多いこともあり、環境音やガヤガヤした不快な音を除去するのにとても役立っている。 動画や音のフェードイン・アウトも簡単にできるし、トランジションも豊富だ。 タイトルクリップを編集する際の操作性も良く、 iMovie と比較して編集作業はかなり楽になった。 なおビデオクリップへのエフェクトは一度も使っていない。
レンダリングにかかる時間
4K 30fps のビデオをレンダリングするのにかかる時間を計測した。
環境(マシンスペック)は以下の通り。
- モデル: Mac mini (2020)
- チップ: Apple M1
- メモリ: 16GB
レンダー設定は以下。
- フォーマット: MP4
- コーデック: H.264
- 品質: 35000Kb/s
- その他はデフォルト値
上記の環境と設定で 04:30 のビデオを書き出すのに、02:53かかった。 もしフレームレートや解像度を変えたりした際は YouTube のヘルプを参考にすると良い。
まとめ
DaVinci Resolve はプロ向けのビデオ編集ソフトだが、家族向けのビデオ作成にも使える。 iMoive では出来なかったことがいとも簡単にできるようになるので、ぜひ使ってみてほしい。 プロ並みの動画を作ろうとすると覚えることは多いだろうが、家庭向けに使う分には全く難しくない。 左手デバイスが欲しくなってくる‥